2018年の盆栽・盆景

去年の12月から参加している盆栽・盆景の教室の、今年1年間に作った作品をまとめた。

最初は植物を見ても桜くらいしか分からないくらいの植物素人だったが、何種類かは分かる様になってきた。

また、盆栽・盆景の「美」の片鱗は分かる様になった…気がする。多分1ミリくらい。

盆栽と盆景の違い

盆栽は一種類の植物を植えた物。付け足すにしても苔や小さい植物を添える程度。その一種類をどういう風に植え、育てるかが重要となる。

盆景はいくつかの植物を植えた物。組み合わせる種類、間や配置で表現するのが特徴だ。

1月

日陰で育つ3種(リュウノヒゲは日向でも育つ)。

苔玉ではない始めての盆景で、中々上手くいかないので先生にほとんどしていただいた。

ベランダが日向だったせいか、はたまた水をやりすぎたのか、リュウノヒゲ以外はあまり間をもたずに枯れてしまった。道は険しい…。

3月

品種改良されていない原種チューリップが最近は逆に人気なんだとか。

4月

4月も所用で休んだのだが、先生が作って下さった。

写真は開花時期を過ぎてしまっているが、鈴の様な紫色の綺麗な花が咲いた。

浅い鉢に土を盛るという水はけが良い形だったので、他のと同じ様に水をやっていたら、今年の猛暑に耐えられず姫シャクナゲは枯れてしまった…。

後日姫シャクナゲの代わりにカスミソウを植えていただいた。こちらは無事に年を越せてホッとしている。

5月

5月も行けなかったので先生に作っていただいた。

かなり立派な作りでびっくり。

6月

苔を植えようの回。見た目はシンプルだが、ピンセットでちょっとずつ植えていくのは中々難しかった。

ヤマゴケは簡単な様に見えて、意外とバラツキがあり、平らに並べていくのは至難の技だった。

また、スナゴケは掴み方に失敗するとすぐにバラバラになってしまう。

おまけで中班ミセバヤも頂いた。

スナゴケもミセバヤも日当たりさえ良ければ元気に育ってくれるので良い。雨が当たる場所なら水もほとんど要らない。

7月

ケイビランはすぐに葉が散ってしまう為、育てるのは難しいと言われていたので、無事育てられて安心した。

暑い日に1日水やりを忘れただけで枝一本分の葉があっという間に枯れた時はびっくりした。ちょっと持ち上げただけでも散るので結構大変。

秋の終わりにも3割ほど葉が残ってくれて、紅葉を長く楽しめた。

8月

今回は座学が中心。サギソウに限らず球根のものの育て方や植生など。

飛翔という品種らしい。

9月

写真には写っていないが、高く伸びたムラサキシキブが紫色の実を持ち綺麗。 笹の根っこの強さにびっくり。他がどれだけ枯れても笹だけは元気らしい。

10月

どちらが私のものだったかは忘れてしまったが、多分左だと思う。

秋は菊の季節。フジバカマがツナみたいな花をしていて面白い。

この月から、先生に代わりにしていただく事が最後の手直しくらいに。嬉しい。

とはいえ盆栽・盆景の道の序の口に入った所だ。

11月

ラッキョウは食べる物と思っていたので、盆景として植える事にびっくり。非常にラッキョウの臭いがした。

かなり高さがあるので、来賓の時に部屋に飾ると良い感じ。

12月

おまけで

今年最後の教室だったが行けず…。先生に作っていただいた。

松竹梅という事で、実家に帰省した際に飾ってもらった。年明けの5日頃に梅の花が咲き始め、12日にピークを迎えた。

全体

苔玉は去年作ったもの。