2021年を振り返る

今年もコロナ禍が続いた。

いつ終息するかも定かではないので、引き続き感染しない様に気をつけていきたい。

アプリ調査

2020年の分は6月末に完了し、1万3000本ほどインストールをした。

インストールしたアプリが8000本を超えた辺りで、iPhoneが起動しなくなる不具合が発生した。
バックアップは毎日取っていたものの、これ程の本数は想定していなかった様で、復元しても数秒で電源が切れて起動が出来なくなる。
アプリごとでもバックアップを取っていたので事なきを得たが、あと少しでも対策を怠っていたら調査が失敗に終わる所だった。
バックアップからの復元テストも大事ですね。

2020年の調査からアプリごとに使用しているフレームワークを集計し、2つの勉強会で発表したところ、Flutter向け勉強会の方で予想していた以上の反響があり驚いた。
まさか感謝の言葉を頂けるとは思っておらず、大変畏れ多い気持ちになった。

集計結果は以下のリポジトリーで公開している。
https://github.com/hyshu/AppStoreStats

2021年の分も順調に進行中。 同じ開発元のアプリによっては起動しなくても良い場合があると分かってきたので、そこそこの最適化を図れる見込み。
2019年から始めて3年かかったが、来年からはようやく安定した調査が行えそうだ。

敬語事業

敬語翻訳は、対応する言葉が昨年末の3800語から10万語にまで増えた。

公開当初は、いずれは多言語機械翻訳サービスに近い形(恐らくSeq2seq)で敬語へと変換する事を目標にしていたが、
実際には文脈を大きく変える必要のある事例は僅かであり、ほとんどの利用者は敬語で書いた文章に誤りがないか確認する為や、しっくり来る敬語表現が無いか調べる為に用いていた。
その為、現状の置き換え方式のまま進めていき、深層学習は主語の推測などに用いる事にした。
とはいえSeq2seqを用いた場合は動作の高速化などの利点があり、これはこれで進めていきたいと思う。

新宿御苑

今年は一時的に感染者数が少なかった11月末から12月頭にかけて行く事が出来た。

新宿御苑は桜が人気だが、秋の紅葉も素晴らしい。年ごとに見頃は違うが、今のところ12月頭になる事が多い。
ただ、今年は綺麗に真っ赤になっていなかったので盆栽教室の先生に聞いたところ、残暑が長く、気温が中々下がらなかった事が原因だそうだ。
来年は綺麗な紅葉が見られると嬉しい。

「エルフ語を読む」は、流石に一度では大まかにしか理解出来なかったので何度も読み返す必要がある。

クラシック

映画

主演の役所広司の演技が凄まじかった。

実話を基にしているものの、主人公は一歩間違えるとすぐに陳腐な雰囲気が漂ってしまいそうなくらい現実離れした人柄なのだが、その様には微塵も感じなかった。

MacBook の買い替え

ほぼ8年ぶりにMacBookを買い替えた。

以前の MacBook Pro は2013年11月に発売された15インチのもので、バッテリーも重い処理をしなければ未だに2時間は保つし、
性能も、アプリの開発においては去年の頭に購入した Apple M1 の Mac Mini よりも処理が早く終わる場合もあり、まだまだ現役だった。

とはいえ流石に寿命の短さは感じていた。
なので、ある日いきなりディスプレイかSSDが壊れるのだろうな…と思いながら使っていたら、まさかのキーボードが壊れた。

最初に E が効かなくなり、その後 D、T、R、S の順で効かなくなり、V は普通に押せるのに Command+V が反応しなくなった。
F1〜F6キーに代替として割り当てて対応していたが、幽遊白書の五十音順に言葉が使えなくなる能力並みに不便な生活を強いられた。特に「で」「て」「れ」「せ」が難しかった。
流石に F と W が効かなくなってからは外付けキーボードに切り替えた。

調べたところ修理が必要らしく、中古で買い替えた方が安いくらいの値段だったので、新しく MacBook Pro が出るまで頑張って使い続けた。

購入した14インチの MacBook Pro は素晴らしく便利だ。